ネコだより（2024/6/10-6/16）【チッさん闘病記録#1】
2024/06/22
ご報告
翌朝、いつもなら一番乗りにご飯の催促をする彼が全く食事を食べず、ウェットフードならと少し与えて食べてもすぐ吐き戻すという今までになかった症状だったので
かかりつけの先生に診てもらったところ急性腎不全、しかも腎臓機能が正常時の１０％以下となるステージ４という末期症状であると診断されました。
もともとネコは腎臓が弱く腎不全、急性腎不全になる子は多いと聞いており、チッさんも子猫時代先生にアメショの血が入ってるから腎臓病になりやすいかも（アメショはそうらしい）と聞いていたのですが、まさか９歳という若さで急に発症するとは考えたこともなく、もっと早く健康診断を受けさせておけばここまで悪くなる前に気がつけたのではないかと思い、この一週間はずっと心配と悩みと後悔で苦しんでおりました。
（ちょうど今年のワクチン接種がそろそろだったのでそこで先生に相談しようかなと思っていた矢先でした・・・）
正直末期症状であるためここ全快することはないと思っており、覚悟も決めました。
あとは１日１日チッさんと我々が後悔のないように過ごしていけるよう努力していきたいと思います。
つきましてはしばらく記録代わりの闘病日記メイン、かつ重い内容になるかもしれません。
また不定期更新になるかもしれませんのでご承知おきください。
毎週水曜日のネコだより The MOVIEも当面お休みとさせていただきます。
2024年6月9日（日）
この日はまだ全然元気でお嬢と一緒に庭のパトロールに出たりしていつも通りな感じでした。
ご飯もいつも通りたらふく食べました。
2024年6月10日（月）
朝もいつも通り、食欲はあって父ちゃんが食べてるパンを欲しそうにしてたので数切れおこぼれをあげたらそれを食べる。
父ちゃんは急遽打ち合わせで出社することになり午後帰宅してきたらチッさんとお嬢が寄り添ってました。
ちょっと具合悪そうな雰囲気は感じ取りましたが
書斎で仕事してるとモニタ裏でテレワーク監視業務を遂行するなどいつも通りでした。
晩ごはんもいつも通り普通にモリモリと食べていたのですがその後食べたものを全部吐き出し、夜中寝てるときも頻繁にゲーゲーと吐く音が聞こえたのでコレはちょっとおかしいと思いました。
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2024年6月11日（火）
子猫のとこから食欲旺盛、食べること大好きなチッさんが朝ご飯を全く食べない！という過去経験したことがない事態に。
ワタシはどうしても出社しなければならない用事があったので母ちゃんに午後休取ってもらい病院に連れて行くことに。
通院前。
珍しく床に直接ゴロンと転がってます。
キャリーに入れて病院へ。
待ち時間、おでんちゃん（病院のネコちゃん）が心配して挨拶にきてくれました。
で、血液検査とレントゲンを撮った結果、急性腎不全とのこと。
遺伝的な先天性なものかこれまで少しずつ悪くなって発症したのかは不明だが2つある腎臓がどちらも萎縮しており結石もあるとのこと、
BUNと呼ばれる数値（標準17～32程度）が116とかなり高く、レントゲンと血液検査の両方の結果から腎不全末期のステージ4とのこと・・・
とりあえず即時入院して3日ほど病院で治療となりました。
2024年6月12日（水）
入院2日目、面会へ。
集中治療室で点滴された状態。看護師さんにはシャーシャー吠えるけど父ちゃんが来たことが分かると落ち着いて大人しくなりました。
今日の数値はBUNが140以上（測定不可）と昨日より悪化しており予断を許さない状態。
おしっこもあまり出なく体内に毒素が溜まっているようで苦しそうな顔を見てこちらも苦しい。
2024年6月13日（木）
入院3日目。
朝病院が開くのを外で待っていると開いている窓からぎゃあぎゃあと鳴き叫ぶチッさんの声が聞こえて苦しい。
おそらく血液検査を嫌がってるのでしょう。
中に入ると拗ねてずっと反対側を向いて父ちゃんの方を見てくれません。
泣き叫んでいたのは今日はおしっこがたくさん出たけどおしっこでカラダが汚れてしまったので約9年ぶりにシャンプーしてもらったら嫌がっていたそうで。
BUN値は156。昨日の正確な数値がわからないが良くはなってない。
そのころ家ではお嬢が一人さみしく過ごしておりました。
ご飯も一人。
さみしいのでテレワーク中のお父ちゃんにかまってアピールがすごい。
モニタの前で堂々と毛づくろいタイム。
お邪魔なのでパソコンの上に移動していただきました。
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2024年6月14日（金）
退院日。なんとか無事に家に帰ってくることができました。
この日のBUN値は221とかなり上がっておりヤバい。
退院前に点滴を打ったのでおしっこがたくさん出るかどうかチェックしてくださいねとのこと。
ちなみに入院代（治療費、お薬代色々コミコミ）は3泊で12万弱くらい、いいホテル泊まれますね。
（入っててよかった動物保険！3割負担となります）
帰ってきてキャリーから出すと足取りがフラフラしてて見てて痛々しい。一週前は全然元気だったのに。
動くのが辛いので床でゴロンとします。
お嬢が心配してやってきたのですがいつものお兄と違う（多分病院臭が残ってるのでしょう）と気づいてシャーシャー威嚇したりして逃げていきました・・・
せっかく帰ってきたのでコミュニケーション取ってほしいのに。
なでなでしてあげましょう。
一口だけちゅーる食べてくれました。
フラフラになりながらもキャットタワーに登る。
いつものボウルの中になんとか入るも苦しそう。
この写真撮影直後、呼吸も荒くなり目も閉じてきたので意識が朦朧としてきたのか？これは本当にマズイかも？と覚悟を決め泣きながら声を掛けるも意識はあったようで重篤化することもなく落ち着いてきました。( ´Д｀)=3 ﾎｯ
NHK+で大好きなカネオくんを流して上げるも反応なし・・・
おしっこはするけどおしっこ後力尽きてトイレの中で寝てしまうのです。
おしっこするのも命削ってます。
心配です。
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2024年6月15日（土）
朝起きるとトイレには大量におしっこした跡がありました、よかったよかった。
お嬢が朝ご飯食べてるのを見てにゃ～んと鳴いて僕にも頂戴！と意思表示したのでちゅーるを出してみると1本まるまる一人で食べきりました！さらに食べたさそうだったので別のウェットフードも出すと
むしゃむしゃと元気な頃の早食いとはいかないけど半分くらい食べてくれました。
自分からお水も飲んでくれます。
ケージにも登れるくらい回復したかな。
クンガクンガとお嬢がチッさんの尻を嗅ぐけどまだいつものお兄と認知できないのかこのあともシャアシャアと怒ってどっか行っちゃいました。
おしっこした後も昨日はその場で倒れ込んじゃったのがちゃんと出てきて外でゴロンとするようにもなりました。
今日からお家で点滴をすることに。
説明と練習を受けに病院に行ったのですが、先生ちの子（さっきのおでんちゃんとは別の子）を実験台にして点滴の練習をさせていただきましたw
練習の甲斐あってなんとか無事に点滴打つことに成功。
ちょっと暴れるのでインザキャリーしていただいております。
こんな感じ。
コレを毎日1回250ml入れておしっこを大量に出してもらいます。
肩甲骨の下辺りにいれるのだが250mlも入れると肩周りがパンパンにマッチョになった感じがします。
とりあえず4日家で点滴して今度の水曜日あたりに再度血液検査をしてもらう予定です。
それで数値が良くなっているといいんだけどね。
これを書いている6月16日（日）の朝の時点ではこんな感じ。
金曜日よりだいぶ顔色よくなりました。
やっぱり病院の狭いICUより自分の家の方がストレスないのも良いのかと思います。
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